<肝がん>細胞の大半を正常化 遺伝子など使いマウスで実現


つい2、3日前にYahooニュースをチェックしていたら、「<肝がん>細胞の大半を正常化 遺伝子など使いマウスで実現」なニュースがありました。

 

さすがにがんに関するニュース。真剣に熟読・・・

 

*****ここから****

(※そのままコピーしています。)

 マウスの体内の肝がん細胞の大半を、正常な細胞に変化させる新しい手法を、森口尚史・米ハーバード大研究員らのチームが開発した。肝がんの悪性度などに関与する遺伝子などを使い実現した。2日、米ボストンで開かれる「分子生命科学会議・幹細胞シンポジウム」で発表する。

 チームは、まずがん細胞を作る「もと」になるヒトの肝がん幹細胞をマウスに移植し、肝がんマウスを作成した。この幹細胞に風邪の原因ウイルスと同種のアデノウイルスを使って、肝臓で働きが低下するとがんの悪性度を高める遺伝子「HNF4α」を組み込むことに成功。さらに、がん細胞が正常な細胞になる能力を高める働きがあり、海外では抗がん剤としても使われる2種類の化学物質を患部に投与した。

 その結果、投与から60日後には体内の肝がん細胞の85〜90%が、見た目や機能が正常な肝細胞に戻り、染色体もがん細胞特有の異常が消えることが分かった。一方、治療したマウス8匹は実験から8週間後まですべて生存していたのに対し、何もしなかった同数のマウスはすべて死んだという。

 森口研究員は「今後、安全性を確認し、人での治療を目指したい。完全にがんは消えないが、残りはがんの部位に電極を入れて焼くラジオ波を使えば、手術に比べ体に負担の少ない治療が可能になる」と話している。【奥野敦史】
*****ここまで*****

この手の治療は、「免疫療法」と基本は同じなんだろうか??

「がん 治療」などで検索するとかならず「免疫治療」をやっているクリニックとかが出てきて、やたら進めているのが気になるなぁ・・・

もしこの療法ががんにとって最善の治療法だったら国の保険が絶対にきくはず。。しかし保険の適用ではない・・・

ということは未知数ってこと・・・

 

なんか患者の弱みに付け込んでいるのがいやだなぁ・・・・・

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コメント

    • 名無し
    • 2009年 9月 22日

    これは、画期的な研究だと思います。
    まだ、マウスでの段階ですが、これだけ良好ならば、これから患者さん対象の試験が始まるでしょう。
    国の保険が利く利かないの話は、そういうヒトでの臨床試験が終了してからの話だから、まだ保険が利かないのは当たり前。
    結果が出るのは、しばらくかかるでしょうが期待はできると思います。
    お気持ちはよくわかりますが、変な民間療法の類と同じようにひとくくりにして、患者さんの足元を見てるなんて誤解されたら、こうした基礎研究をまじめにやってらっしゃる人々が、かわいそう。

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